ヤシ殻製品

コイヤー®スラブ

ヤシ殻を使った手軽で環境にやさしいスラブです。
ヤシの実を果熟して褐色化した果実の粗い繊維と粒子からなる中果皮を当社の特殊製法により成分を調整し、植物栽培の培地とした「ココピート」を手軽に使いやすくしたものが、
コイヤー®スラブです。

コイヤー®スラブ

ヤシ殻を使った手軽で環境にやさしいスラブです。


ヤシの実を果熟して褐色化した果実の粗い繊維と粒子からなる中果皮を当社の特殊製法により成分を調整し、植物栽培の培地とした「ココピート」を手軽に使いやすくしたものが、コイヤー®スラブです。



使用方法

定植準備


スラブを設置。定植位置(キューブを置く中央)にドリッパーを差し、プラスチックバッグの中が一杯になるまで養液を入れます。この操作の間にドリッパーをチェックして下さい。圧縮コイアーが十分に養液を含むまで放置します。

養液の値の目安 EC 1.5~1.8   PH 5.5



●スラブに完全に養液が含んだら3~4時間後プラスチックバッグに定植用の穴を開けます。スラブの安定を確保するために繊維を切り込まないように注意して行う必要があります。

●再度ドリッパーを使ってスラブが適度にしめるように養液を満たします。

●スラブに株を置きます。ドリッパーをキューブのところに持っていく前に、スラブが養液を含んでいるかチェックして下さい。
もし、必要なら作物の定植前に、乾きすぎているスラブはホースを使って完全に飽和するまで養液を含ませます。

●24時間以内にプラスチックシートに排液のためスリットを開けます。最も良い位置は、一番下の角で株と株の間に2ヶ所あけます。スリットは垂直と水平に 0.5cm位ずつの長さで床シートに穴を開けないように切ります。

●定植1週間後、排液が完全に抜けているのかをチェックします。もし、養液がたまるなら更に排液のためのスリットを作ります。


灌水 定植直後


まだ根が、スラブから養液を吸い上げることがない初期の段階。
次に灌水する前にすっかり排液させた方が良いでしょう。触ってみて必要灌水量を評価します。

灌水 活着の初期


スラブ内に根が張り始めたら、植物の成長、蒸散に従って徐々に灌水の量を増やして下さい。スラブが乾ききってしまうようなことは避けて下さい。

スラブがびしょびしょに(飽和状態)なるようなことは避けて下さい。根が張る初期の段階では、排液によってチェックするのではなく、スラブの表面を手で押してみて調べてください。

この段階は大事な期間でスラブの湿り具合を注意深く頻繁に監視しなければならない時期です。これはスラブの中に根を最適な状態で張り巡らすのに役に立ちます。

根が活着した後

根が活着した後は、給液は、以下のルールを確認しながら自動化することをおすすめします。

●規則的に排液量をチェック

曇った日には: 灌水は早朝に集中させ、水は少なめにします。排液は10~20%

天気の日には: 灌水の回数を増やし、最後の水やりは、遅くとも日没2時間前とした方が良いでしょう。排液は30~40%

●灌水は、日の出1時間前にはじめます。

●冬には、夜は灌水をしない方が良いでしょう。

●フラッシング - 曇りの天気が長期になると、塩類(硫酸鉛、塩化物など)の堆積によってスラブの中のEC(電気伝導度)が増加します。これをさけるために朝、水で1回長い時間の灌水をすることで塩類を洗い落とす必要があります。



コイヤー®スラブ
●圧縮サイズ荷姿 960×180×20mm
●復元サイズ 1000×200×70mm
●復元容量 約4:1圧縮 14L
●圧縮重量 1.5kg


ヤシ殻繊維の各種ココファイバー®も御要望に応じて生産致しております。
ココピート、ココファイバー、コイヤースラブ、コイヤーポット、ココボールはトミタテクノロジーの登録商標です。